不毛・ジェイス・タルモゴイフ等のトーナメントにおける立ち位置
2012年2月23日 TCG全般昨日に続き、去る２０１０年１２月９日～１２日のトーナメントに使用された
カードリストを使って、試算を行ってみた結果をつらつらと書いてみます。
http://d.hatena.ne.jp/cdc/20101226
今回は、トーナメントでよく使われている表題のカードのポジションに注目してみます。
まずは基準数値として、それぞれのカードにポイントをつけてみました。
ポイントの計算方法は、基本的には（順位を使って同枚の偏差を多少抑えていますが）
『カードの使用枚数÷現在のカード単価＝ｐｔ』 です。
カードの枚数が多く、単価が安いほどコストパフォーマンスに優れた低ｐｔカード 。
カードの枚数が少なく、単価が高いほどコストパフォーマンスの不利な 高ｐｔカード。
勿論これはあくまでひとつの価値観に過ぎませんが、今回はこの数字で比較してみます。
ちなみに、ポイントの簡単な分布を記しておきますと、
１００位以内：約１ｐｔ
２５０位以内：約３ｐｔ
５００位以内：約１０ｐｔ
７５０位以内：約３０ｐｔ
９７４位まで：最大２０１８．４ｐｔ
となっております。
①まずは、大会で最も使われたカードから
《不毛の大地/Wasteland》
使用枚数：８５１枚（１位／９７２位）
１枚単価：４，８００円
ポイント：５．６４ｐｔ（３８４位／９７２位）
コメント：最近復活して最もシングル価格の高騰ぶりに驚いたカードです。
ただ、使用枚数がダントツで多いため、ｐｔ順位は上の下くらいの位置にはつけています。
②これも値上がりしましたねぇ。
《Force of Will》
使用枚数：７８０枚（２位／９７２位）
１枚単価：６，２００円
ポイント：７．９４ｐｔ（４４３位／９７２位）
コメント：希少性が高いからか、単価・ｐｔ共に不毛の大地よりも上。
ただ、それでも全体で見ると半分以下の順位にいます。
③古き良きカード。昔は全然強いと思わなかった・・・。
当時はフェッチランドがなかったからか。ミラージュのフェッチは遅すぎたし。
《渦まく知識/Brainstorm》
使用枚数：７３０枚（３位／９７２位）
１枚単価：２９９円
ポイント：０．４ｐｔ（２４位／９７２位）
コメント：コモンにしてはやや高めですが、それでも基本地形以外の上位カードとは
比較にならない低ｐｔ。ちなみに最安値は２００円だったのですが、
１枚しか在庫がなかったので次点の２９９円を採用しています。
④ある意味最強の土地。
《島/Island》
使用枚数：７２５枚（４位／９７２位）
１枚単価：１０円
ポイント：０．０１ｐｔ（１位／９７２位）
コメント：まぁ、そりゃそうですわな。タダで手に入る事もざらですから。
ちなみに、島→山→沼→森→平地の順番でｐｔランキング１位～５位独占です（笑）
⑤今となってはもはや高嶺の生物。
《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
使用枚数：６４８枚（５位／９７２位）
１枚単価：８，５００円
ポイント：１３．０６ｐｔ（５７０位／９７２位）
コメント：最初見た時は何かの冗談かと思ったのですが、
何日眠っても値段は変わらず、まさにこれは現実だと気づきました。
しかしこれ程の金額でも、ｐｔ順位で見るとまだまだ下がいる恐怖。
さて、ランキングからの順位はこの位にして、
あとは個人的に気になるカードからピックアップ！
⑥神は偉大なり。
《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》
使用枚数：１７９枚（６０位／９７２位）
１枚単価：４，７００円
ポイント：２４．６６ｐｔ（７０３位／９７２位）
コメント：うーん、やはりＰＷは枚数が抑えられる傾向にあるのか、
かなりの高ｐｔ。エルズペスやガラクもほぼどっこいどっこいの位置にいます。
今ですと恐らくソリンやリリアナも互角以上でしょう。
ただＰＷのカードパワー・希少性を鑑みるに、仕様がない部分もあると思います。
⑦レガシーと言えば。
《Underground Sea》
使用枚数：３１９枚（２６位／９７２位）
１枚単価：１１，９９９円
ポイント：３６．６４ｐｔ（８０４位／９７２位）
コメント：無理無理無理。人と闘（や）っとる気がせん。ｂｙ郭海皇
流石にこれは今から始めた小市民にとっては、
おいそれと手が出せる土地ではありませんねぇ・・・
ただ、世界レベルのトーナメントに出る人ならば
当然デュアルランドを必要枚数持っているという事なのか、
ショックランドの方が使用枚数が少なすぎてｐｔが高いという不思議な現象も起こっています。
《湿った墓/Watery Grave》
使用枚数：１１枚（３９４位／９７２位）
１枚単価：２，７９９円
ポイント：１５１．３１ｐｔ（９５１位／９７２位）
以上、少々長きに渡りましたが、お付き合い頂き有難うございました。
次回は、単純にカードポイントの高低で見たランキングを考えています。
果たして、どんなカードが入ってくるでしょうか？
（古参のプレイヤーの方には、高ｐｔのカード予想は難しくないかもしれませんね＾＾；）
それでは。
カードリストを使って、試算を行ってみた結果をつらつらと書いてみます。
http://d.hatena.ne.jp/cdc/20101226
今回は、トーナメントでよく使われている表題のカードのポジションに注目してみます。
まずは基準数値として、それぞれのカードにポイントをつけてみました。
ポイントの計算方法は、基本的には（順位を使って同枚の偏差を多少抑えていますが）
『カードの使用枚数÷現在のカード単価＝ｐｔ』 です。
カードの枚数が多く、単価が安いほどコストパフォーマンスに優れた低ｐｔカード 。
カードの枚数が少なく、単価が高いほどコストパフォーマンスの不利な 高ｐｔカード。
勿論これはあくまでひとつの価値観に過ぎませんが、今回はこの数字で比較してみます。
ちなみに、ポイントの簡単な分布を記しておきますと、
１００位以内：約１ｐｔ
２５０位以内：約３ｐｔ
５００位以内：約１０ｐｔ
７５０位以内：約３０ｐｔ
９７４位まで：最大２０１８．４ｐｔ
となっております。
①まずは、大会で最も使われたカードから
《不毛の大地/Wasteland》
使用枚数：８５１枚（１位／９７２位）
１枚単価：４，８００円
ポイント：５．６４ｐｔ（３８４位／９７２位）
コメント：最近復活して最もシングル価格の高騰ぶりに驚いたカードです。
ただ、使用枚数がダントツで多いため、ｐｔ順位は上の下くらいの位置にはつけています。
②これも値上がりしましたねぇ。
《Force of Will》
使用枚数：７８０枚（２位／９７２位）
１枚単価：６，２００円
ポイント：７．９４ｐｔ（４４３位／９７２位）
コメント：希少性が高いからか、単価・ｐｔ共に不毛の大地よりも上。
ただ、それでも全体で見ると半分以下の順位にいます。
③古き良きカード。昔は全然強いと思わなかった・・・。
当時はフェッチランドがなかったからか。ミラージュのフェッチは遅すぎたし。
《渦まく知識/Brainstorm》
使用枚数：７３０枚（３位／９７２位）
１枚単価：２９９円
ポイント：０．４ｐｔ（２４位／９７２位）
コメント：コモンにしてはやや高めですが、それでも基本地形以外の上位カードとは
比較にならない低ｐｔ。ちなみに最安値は２００円だったのですが、
１枚しか在庫がなかったので次点の２９９円を採用しています。
④ある意味最強の土地。
《島/Island》
使用枚数：７２５枚（４位／９７２位）
１枚単価：１０円
ポイント：０．０１ｐｔ（１位／９７２位）
コメント：まぁ、そりゃそうですわな。タダで手に入る事もざらですから。
ちなみに、島→山→沼→森→平地の順番でｐｔランキング１位～５位独占です（笑）
⑤今となってはもはや高嶺の生物。
《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
使用枚数：６４８枚（５位／９７２位）
１枚単価：８，５００円
ポイント：１３．０６ｐｔ（５７０位／９７２位）
コメント：最初見た時は何かの冗談かと思ったのですが、
何日眠っても値段は変わらず、まさにこれは現実だと気づきました。
しかしこれ程の金額でも、ｐｔ順位で見るとまだまだ下がいる恐怖。
さて、ランキングからの順位はこの位にして、
あとは個人的に気になるカードからピックアップ！
⑥神は偉大なり。
《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》
使用枚数：１７９枚（６０位／９７２位）
１枚単価：４，７００円
ポイント：２４．６６ｐｔ（７０３位／９７２位）
コメント：うーん、やはりＰＷは枚数が抑えられる傾向にあるのか、
かなりの高ｐｔ。エルズペスやガラクもほぼどっこいどっこいの位置にいます。
今ですと恐らくソリンやリリアナも互角以上でしょう。
ただＰＷのカードパワー・希少性を鑑みるに、仕様がない部分もあると思います。
⑦レガシーと言えば。
《Underground Sea》
使用枚数：３１９枚（２６位／９７２位）
１枚単価：１１，９９９円
ポイント：３６．６４ｐｔ（８０４位／９７２位）
コメント：
流石にこれは今から始めた小市民にとっては、
おいそれと手が出せる土地ではありませんねぇ・・・
ただ、世界レベルのトーナメントに出る人ならば
当然デュアルランドを必要枚数持っているという事なのか、
ショックランドの方が使用枚数が少なすぎてｐｔが高いという不思議な現象も起こっています。
《湿った墓/Watery Grave》
使用枚数：１１枚（３９４位／９７２位）
１枚単価：２，７９９円
ポイント：１５１．３１ｐｔ（９５１位／９７２位）
以上、少々長きに渡りましたが、お付き合い頂き有難うございました。
次回は、単純にカードポイントの高低で見たランキングを考えています。
果たして、どんなカードが入ってくるでしょうか？
（古参のプレイヤーの方には、高ｐｔのカード予想は難しくないかもしれませんね＾＾；）
それでは。
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