《数多のラフィーク/Rafiq of the Many》。

共に強大なパワーで一撃死に賭けるジェネラル。
それでも、我らが神ゼナゴスと数多のラフィークの間には細かい所で差分がある。
以下にて検証。

1、全体的な攻撃力

【ゼナゴス】パワー分だけ+X/+X修正。タフネスも上がるので
       相手が先制攻撃などを持っていても強引に突破できる。

【ラフィーク】二段攻撃+賛美。純粋な攻撃力だと賛美+1/+1分だけ上回っている。
       接死持ちを一方的に倒せるのが特徴。

結論:ほぼ互角。賛美がある分ラフィークが一歩リードか。

2、本人の攻撃力(守備力)

【ゼナゴス】6/5破壊不能。決して悪い数字ではないが、
       顕現には信心7が必要。
       自分の能力を自身に使うこともできない為
       こいつのジェネラルダメージで勝った事はない。
       ブロッカーとしては強固。

【ラフィーク】3(+1)/3(+1)二段攻撃。4マナとは思えない。
       積極的にこいつで21点を狙いにいく。
       ブロッカーとしてはただの3/3。

結論:攻撃力はラフィーク防御力はゼナゴス。

3、奇襲性

【ゼナゴス】何といっても速攻がデフォルトでつくのが偉い。
       これ1枚からトップで一撃死が狙いやすい。
       一撃要素は害霊、化膿獣、ファイレクシアの巨大戦車、
       その他感染生物+ウルフィーの銀心or加護のサテュロスなど。

【ラフィーク】何らかの補助が必要。個人的には速足のブーツ、稲妻のすね当てに加えて
        調和の中心まで入れたいくらい。
        一撃要素としては樫の力、最高の時、化膿獣など。

結論:圧倒的にゼナゴス有利。

4、除去耐性

【ゼナゴス】エンチャント時は混沌のねじれ、奉納、幻触落とし・霊気のほころび等
       ごく一部のカードでしか対処されない。
       クリーチャーになっても破壊不能が光る。

【ラフィーク】ただの3/3なので耐性はないに等しい。
       ルーンの母や各種剣等、別に防御手段が必要。

結論:圧倒的にゼナゴス有利。

5、相性の良いカード

【ゼナゴス】山賊の頭、伍堂(+殴打頭蓋)など連続突撃系は攻撃する度に
       +X/+Xの修正がかかるため抜群に相性がいい。
       感染(墨蛾の生息地等)も、速攻がつけられる為、
       突然死を狙いやすい。

【ラフィーク】装備品の剣サイクル、十手などは能力が2回誘発するので相性が良い。
       セラの高位僧などぶっ壊れクリーチャーもいる。
       他にも戦闘ダメージを与えるたび誘発する能力を持つ冷淡なセルキー等。

結論:甲乙つけがたい。

6、デッキ自体の防御力・対応力

【ゼナゴス】本人がわずかに壁になる程度。大量破壊・汚損破など
       一部強い妨害カードもあるが、全体的に見ると不器用。
       ドロー要素も大振り。

【ラフィーク】ルーンの母、呪文滑り、堂々たる撤廃者、サッフィーなど守る要素は豊富。
       各種剣のプロテクションは攻防一体に渡って活躍。
       青が入っているのでドロー要素も多く、カウンターも取れる。

結論:圧倒的にラフィーク有利。

7、突破力、回避力

【ゼナゴス】トランプルをつけるくらいしかない。
       連続突撃で執拗に攻撃していればおのずと道は拓けてくるが。

【ラフィーク】トランプルの他に、剣や母でプロテクションをつけるという手段がある。

結論:ラフィーク有利。



[総括]

【ゼナゴス】奇襲性を生かして、強みである連続突撃や感染死を狙う。

【ラフィーク】装備品を使ってアドバンテージを取っていく。

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