【EDHガドック・ティーグ】コンボの無い世界を目指して

【ガドック・ティーグ　デッキ更新しました】
http://mundungu.diarynote.jp/201608021937016909/

EDHを初めて１年と少し経った。
始めの頃はみんな手持ちのカードでワイワイやっていたけど、
長くやってるとカードも揃ってくるし、
勝ちパターンも見覚えのあるコンボが多くなってきた。
それを否定はしないけど、自分としては今一度原点を見返したく
組んだデッキがこれ。

【ジェネラル】１枚
ガドック・ティーグ

【土地】３３枚
Savannah
寺院の庭
陽花弁の木立ち
低木林地
統率の塔
反射池
サングラスの大草原
樹木茂る砦
露天鉱床
ヤヴィマヤのうろ穴
コーの安息所
ニクスの祭殿、ニクソス
ドライアドの東屋
ガイアの揺籃の地
トロウケアの敷石
風立ての高地
苔汁の橋
平地８
森８

【クリーチャー】３１枚
セラの高位僧
万神殿の兵士
スレイベンの守護者、サリア
戦争の報い、禍汰奇
封じ込める僧侶
復活の声
ファイレクシアの破棄者
迷える探求者、梓
静翼のグリフ
エイヴンの思考検閲者
僧院の導師
サルタリーの幻想家
オレスコスの王、ブリマーズ
オーランのバイパー
クルフィックスの狩猟者
ムル・ダヤの巫女
風生まれの詩神
アカデミーの学長
静寂の守り手、リンヴァーラ
刃砦の英雄
塵を飲み込むもの、粉放痢
歓喜の天使
萎れ葉のしもべ
囁きの森の精霊
風番いのロック
テューンの大天使
太陽のタイタン
雷足のベイロス
森蔦のエレメンタル
ワームとぐろエンジン
大修道士、エリシュ・ノーン

【サーチ】５枚
悟りの教示者
俗世の教示者
エラダムリーの呼び声
適者生存
夜明けの集会

【除去】７枚
剣を鍬に
糾弾
勇敢な姿勢
内にいる獣
奉納
沈黙のオーラ
クローサの掌握

【土地関係】５枚
土地税
踏査
輪作
税収
森の占術

【妨害置物】７枚
墓掘りの檻
冬の宝珠
石のような静寂
無のロッド
呪われたトーテム像
倦怠の宝珠
減衰のマトリックス

【ドロー】８枚
ミリーの悪知恵
鋭い感覚
森の知恵
生き残りの隠し場所
ガルガンチュアンの贈り物
狩人の眼識
蛇の陰影
どん欲の角笛

【その他】３枚
有毒の蘇生
光輝王の昇天
信仰の見返り

コンセプトは相手の加速・コンボカードを縛って殴り合いに持ち込む事。
勝ち筋は横に並べて物量差で押し切る。
刃砦の英雄⇒エリシュノーンor雷足のベイロスが鉄板パターン。

主な阻害カードは以下の通り。

・ガドック・ティーグ：4マナ以上及びXを含む非クリーチャー呪文禁止
・封じ込める僧侶：唱えず戦場に出るトークン以外のクリーチャー追放
・戦争の報い、禍汰奇：アーティファクト維持コスト①
・スレイベンの守護者、サリア：非クリーチャー呪文は①コストアップ
・ファイレクシアの破棄者：指定した名前の起動型能力禁止（土地以外）
・静翼のグリフ：クリーチャーが戦場に出た時の誘発型能力無効
・エイヴンの嗜好検閲者：サーチは上４枚まで
・風生まれの詩神：こちらへの攻撃クリーチャー１体ごとに２マナ払う
・静寂の守り手、リンヴァーラ：クリーチャーの起動型能力禁止
・塵を飲み込むもの、放粉痢：土地は毎ターン１つしかアンタップしない
・歓喜の天使：呪文・能力起動時のライフ支払いとクリーチャー生贄禁止
・墓掘りの檻：クリーチャーは墓地やライブラリーから戦場に出られない＆ライブラリーにあるカードを唱えられない
・石のような静寂：アーティファクトの起動型能力禁止
・無のロッド：アーティファクトの起動型能力禁止
・呪われたトーテム像：クリーチャーの起動型能力禁止
・倦怠の宝珠：クリーチャーが戦場に出た時の誘発型能力無効
・冬の宝珠：土地は毎ターン１つしかアンタップしない
・減衰のマトリックス：マナ能力以外のアーティファクト＆クリーチャーの起動型能力禁止
・沈黙のオーラ：エンチャントとアーティファクト呪文は②コストアップ

逆に禁止していない事は、主に以下の４つ。
ガドック側はこの能力をメインに使っていく事になる。
１、唱えたときに誘発する能力（僧院の導師）
２、攻撃したときに誘発する能力（刃砦の英雄、森蔦のエレメンタルなど）
３、死亡したときに誘発する能力（復活の声、アカデミーの学長など）
４、常在型能力（エリシュノーン、ムル・ダヤの巫女など）

土地はマナクリーチャー・マナアーティファクト共に縛っているので、
主に以下の３パターンが考えられる。
１、土地につけるオーラ（繁茂、楽園の拡散、肥沃な大地など）
２、土地をサーチする呪文（自然の知識、耕作など）
３、土地を多くセットする（踏査、ムル・ダヤの巫女、梓など）
私はこの中で３を取っている。勝ち筋が生物を並べて全体強化なので、
生物が絡みやすい３が一番このデッキに合っているマナ加速だと思う。

このデッキのガンとなるカードは主に３つある。
・忘却石
・破滅的な行為
・毒の濁流
下に行くほど対策が難しく、忘却石は無のロッドを始めとする
アーティファクトの起動型能力阻止で対処可能。
破滅的な行為はファイレクシアの破棄者と、即起動されなければ
クローサの掌握も行ける。後は束縛も検討中。
毒の濁流が一番きつくて、当初は聖なる灯火の騎士団を入れていたが、
呪われたトーテム像が刺さるので現在は歓喜の天使と信仰の見返りを入れている。

あと、ディスシナジーが発生する関係上、
縛り切れていない行動もいくつかある。

・墓地の完全対策
候補１：安らかなる眠り
最も強力な対策だが、アカデミーの学長、太陽のタイタン、信仰の見返りなどが
使えなくなる。封じ込める僧侶の時点でディスシナジーは発生しているのだが。
あとはこれ単体ではアドバンテージを得ないのも玉に瑕。

候補２：地の封印
アドバンテージを失わないし、生ける屍などの例外を除いて大抵の墓地利用は防げる。
太陽のタイタン、有毒の蘇生とディスシナジー。

・起動型能力の完全対策
候補：抑制の場
梓など土地を沢山置きたいが為に、フェッチランドすら入れていないのだが、
それでも光輝王の昇天、適者生存、沈黙のオーラとディスシナジー。

・サーチの完全対策
候補：レオニンの裁き人
そもそもレオニンの裁き人は対策としては不完全だが、
こちらのサーチ系は教示者以外に土地税などもあるのでこれは厳しい。

・ドローの完全対策
候補：迷宮の霊魂
ガドックがジェネラルの状況下では、まともなドローは森の知恵くらいしかないので
縛ってもいいんだが、迷宮の霊魂だけだと確実性に欠ける。
あと１、２枚同じ働きをするカードがあればやるかも。

・呪文の完全対策
候補１：法の定め、弁論の言霊
弁論の言霊は生物なので検討中。

候補２：エーテル宣誓会の法学者
こちらは殆どアーティファクトを積んでいないので、
相手が逆に有利になる可能性が高い。

・その他対策
候補：金輪際
毒の濁流を防ぐ手段のひとつだが、不確定すぎて抜いた。
翻弄する魔道士のように生物なら投入の余地はあるんだが・・・。

その他弱点としては、とにかくドローが細く、トップ勝負になりがち。
セルヴァラとか調和とか凄く使いたい。
というか巫師の天啓とか集団潜在意識とか系図の石版とか使えれば解決するのだが、
ガドックを使っている以上は我慢しなければならない。
黒対策にもなるたい肥辺りは、卓に黒が濃ければ凄まじいドロー量になるが・・・。
ハートウッドの語り部もいいかもしれない。

あとはガドックが除去された返しに撃つ４マナ以上のスペル候補。
素早い戦線建て直しに使えるカードが候補だが、今のところ入っているのは
信仰の見返りだけ。優先順位は低いが、良いカードがないか要検討。

ヘイトコントロール。
墓地利用やコンボを狙う人にとっては真っ先に倒すべき統率者なので
とにかく狙われる。それを防ぐ手段としてセラの高位僧、オーランのバイパー、
ワームとぐろエンジンなどの絆魂・接死持ちや、風生まれの詩神、冬の宝珠あたりが
入っているが、冬の宝珠がベストかどうかの判断は難しい。