EDHで発掘
2016年3月24日 Magic: The Gathering
何故かこのナリで
神話かつ伝説の生物なので
その見た目のインパクトと共に
微妙に注目されているカード。
まぁ実際複数並べると
ドロー効率が半端ではなくなるから
伝説なんだろう。
さて、これがEDHにおけるドレッジに
使えるかというと、自分の経験上だと
かなり難しいと言わざるを得ない。
1.本人の重さと維持コスト
キャストに5マナ必要な上に
アップキープ維持に土地一枚の生け贄が必要。
踏査能力があるとはいえ、壌土からの生命か
世界のるつぼがない限り維持は難しい。
2.発掘カードの少なさ
土地をライブラリーから落とす時、
仮にデッキの約1/3が土地だった場合、
乱暴に見積もって発掘3で期待値は大体トントン。
しかし黒緑で発掘3以上を持つカードは
7種類しかいない。
暗黒破
ゴルガリの墓トロール
ゴルガリの凶漢
大いなる苔犬
壌土からの生命
よろめく殻
臭い草のインプ
発掘2以下だと効率が悪く、
実用に耐え得るのは
ダクムーアの回収場位。
これらを生き埋めや納墓などで
墓地に落としてさらにカードを引くことで
ようやく発掘が一回出来る。
しかし発掘エンジンを回すには
それだけでは足りない。
3.共鳴者が必要
これがもう一つの難題。
タダもしくは極めて安価に
手札を捨てられるカードが戦場にいないと
手札に入った発掘カードを墓地に戻せない。
これらの要素が絡み合い、
EDHでドレッジを試みる事は
かなり難しいのである。
と、ネガティヴな事を書き連ねたが、
自分も血の暴君シディシで無限コンボレスの
発掘・ゾンビ・ビートダウンを作っており、
一時は学者ぶった博識を積もうとさえ
思っていた位である。
それに比べると、維持コストが要るとはいえ
ドローにコストが要らなく、
戦場から墓地に土地が落ちても誘発する
このカエルに期待する部分は大いにある。
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