朝方、統率者2016は
4色のデッキと書いたが、
楽しみであると同時に
段々不安にもなってきた。

4色という色は特徴が出しにくい。
5色ほど何でも出来る訳ではなく、
3色よりもずっと複雑だ。

『4色』の作り方には
基本的には3つの考え方がある。

1、5-1=4の考え方

5色から4色にする際、
その欠けている1色を逆に特徴とみる考え方。
ただ、持っていない1色の特徴から
持っている4色のデザインを
導き出すというのは困難だろう。

過去に存在した唯一の4色サイクルである
ネフィリムを見てもその難しさがよくわかる。

各色のネフィリムは
欠けている色で差別化を図ろうとしたが、
実際にその要素が含まれているのは
名前(名前の中に欠けている色の要素が入っている)くらいで、
各能力については、何故その色のネフィリムが
その能力を持っているのか絞り込めていない。


2、3+1=4の考え方
これは「3」の基準を
友好色2+対抗色1にするか
対抗色2+友好色1にするかで変わってくる。

ただし、そもそもこのベースとなる3色についても
ハッキリとした区分けが現状されていない所に
さらにもう1色足したとしても、
余計にイメージが漠然としていくだろう。


3、2+2=4の考え方。

4色を具体的にどうデベロップするべきか
という話の中で、過去にマローは
ネフィリムを指して一つの例を挙げている。

ネフィリムはギルドパクトの中に
存在したクリーチャーなので、
2つのギルドを組み合わせて
2+2=4色としてはどうかという考え方だ。

各ギルドの組合せで
作れる4色パターンは(多分)6つある。

緑・白・青・黒 セレズニア・ディミーア、シミック・オルゾフ、ゴルガリ・アゾリウス
白・青・黒・赤 アゾリウス・ラクドス、オルゾフ・イゼット、ボロス・ディミーア
青・黒・赤・緑 ディミーア・グルール、イゼット・ゴルガリ、シミック・ラクドス
黒・赤・緑・白 ラクドス・セレズニア、ゴルガリ・ボロス、オルゾフ・グルール
赤・緑・白・青 グルール・アゾリウス、ボロス・シミック、イゼット・セレズニア

上記の組合せを各2回ずつ組み合わせて6パターン。
デッキとしても、印鑑やタリスマンや2色ランドをそれぞれ
突っ込んでいけば形にはなるだろう。

ただ、組み合わせるに至っての
主義主張があまりにも違い過ぎる。

最初の緑・白・青・黒グループだと、
①あるがままの自然を愛するセレズニアと陰謀渦まくディミーア。
②生物の進化・成長を研究するシミックと富や名声を求めるオルゾフ。
③生死のサイクルを探求するゴルガリと法の名の下に統治を敷くアゾリウス。

果たしてこれら全くと言っていいほど
シナジーの薄いギルドがうまく融合出来るのだろうか・・・。


ただ、これまで考えてきた中では、
③の2+2=4の考え方が
最もデッキとして成立しそうではある。
ギルドという考え方から離れれば、
もう少し柔軟な形に出来ると思うし。

個人的な予想としては、
2色+2色の新しい分割カードが出来るのではないだろうか。
後は4色の混色シンボルのような物もあり得る?

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ここ最近の統率者セットの中で、
今でも統率者として頻繁に使われているのは
2013年のジェネラル達である。
デリーヴィー、アローロ、ジェリーヴァ、プローシュ、マラス。
どれも統率者向けにチューンされた
特徴があり、強みがある。

それと比べると、
2014年、2015年のジェネラル達は、
今一つ使われにくい感がある。
自分の周りでよく見かけるのは
テフェリー位しかいない。

2016年の4色統率者は
相当作るのが難しいと思うが、
是非我々の好奇心を刺激させてくれる
素晴らしいセットになってくれる事を
心から願いたい。

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